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【ドラマーでも意外と知らない】”ドラムヘッド”を徹底解説!

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ドラムヘッドとは

各ドラムには基本的に打面とその裏面にプラスチック製の皮が貼られていて、打面側を「ヘッド」や「トップ」などと呼び、裏面を「サイド」や「ボトム」と呼びます。

呼び方に関しては決まりがあるのかわかりませんが、私はヘッドとサイドと呼んでいます。

それぞれの役割を簡単に説明すると、ヘッドはピッチや叩き心地に影響していて、サイドはサスティーンやスナッピーの感度に影響しています。

ヘッドやサイドの素材は昔ながらの本皮の物とプラスチック製の物があり、一般的には価格も安く抑えられ、種類が豊富なプラスチック製が使われています。

スネアヘッドの種類

ドラムヘッドといってもその仕様や種類は様々なので、REMOのスネアヘッドの中から使用したことがあるものをいくつか紹介していこうと思います。

REMO(レモ)

COATED AMBASSADOR

まずREMOというメーカーからです。REMOの中でもCOATED AMBASSADOR(コーテッド アンバサダー)は有名なもので、私が今まで買ってきたほとんどのスネアの初期仕様としてセッティングされているヘッドです。

厚さは10milの1plyという10mil厚(約0.254mm)のプラスチックフィルム1枚という標準的なもので、表面にざらざらしたコーティングがされている特徴があります。

音に関しては強いクセがない印象で、ミュートやチューニング次第でどんなジャンルにも対応できるヘッドです。ちなみに私のドラマー界隈での通称は”アンバサ”でした。

COATED EMPEROR

アンバサの似たようなラインナップにCOATED EMPERORという物があります。この厚さは7milの2ply仕様で、2層になることでアタック音が強くなり、倍音が抑えられデッドなサウンドになる印象です。

単純に言えば2層になるので強度は上がるのですが、コーティングの寿命は変わらないので注意が必要です。

私個人の印象はハイピッチで使おうとするとスティックのバウンドが強く、音も硬くなってしまうように感じたため、ローを意識したいチューニングの時に使ったりしていました。

COATED PINSTRIPE

ピンストと呼ばれて有名なヘッドですが、実はEMPERORとほぼ同じ仕様のヘッドです。
唯一ある大きな違いが、2枚のフィルムの外周だけ接着している点です。

このクリアタイプがドラムセットのタムに張ってあるのをよく見かけますが、耐久性の高さや、倍音が良い感じに削れること、チューニングがしやすいことなどが人気で使われています。

使用してみた印象ですが、2ply仕様の都合上、1plyのような音は出せない様子でしたが、確かに音作りはしやすく、ハードヒッターにとっては使い勝手の良いヘッドなのではないかと思いました。

COATED CONTROL SOUND

CSコーテッドとも呼ばれている種類で、先ほどのアンバサの中心裏に厚さ5milの円形フィルムが貼られた物で、アンバサよりアタック音が強く出るようになっています。

倍音も少し抑えられた印象で、アンバサよりタイトでアタック音がはっきりとした特徴です。激しめのロックには特に良く合うと思います。

COATED POWERSTROKE 3

これはアンバサの裏面の外周に厚さ3milのリングミュートが貼られている物で、わかりやすく言えばアンバサにリングミュートした状態に近い音が出ます。

ですがコーティングされている表面ではなく裏面に直接貼られているため、全く一緒の音ではありません。

アンバサからかなり倍音が抑えられた印象で、高音域よりは中低域が目立つヘッドなのでデッドな音を作りたい方にはおすすめです。

ドラムヘッドの選び方

これまで紹介したREMO以外にも多くのメーカーがあり、様々な仕様の物があります。

この中から好みのヘッドを探すにはスネア本体との相性やチューニングについて理解していく必要がありますが、最初はチューニングの幅が広いアンバサのような標準的なヘッドを使っておけば多ジャンルに対応できておすすめです。